受け取ってもらえる言葉で話そう

  • 2019.04.02 Tuesday
  • 07:33

自分自身はモチベーションが高く学習意欲もあり、どんどん新しい知識や技術を取り入れているひとが陥りやすい落とし穴があります。それは「自分が良いと思っているモノの良さが伝わらない」という落とし穴です。

これは自分が「良い!」と思っている気持ちが強いほど陥りやすい現象です。

 

モチベーションが高く学習意欲の強い人は、自身が学んだ専門用語やニュアンス、外来語を多用してしまう傾向にあります。

相手がまだ知らない新しい知識を提供する時に、相手の知らない言葉を多用していては伝わるわけがありません。

こうやってロジックで考えると誰もが納得することですが、私たちはこの失敗を日々繰り返しては「失敗したこと」にさえ気付かないでいます。そして「喋るのが下手な人」「プレゼンテーションが苦手な人」という印象を与えることに終始してしまうのです。

自分の知識やアイデアを共有できないのは自分だけの損失ではありません。相手にとってもチームにとっても損失になります。

今日はこの「伝わらない」現象について考えていきたいと思います。

 

目次

・かんたんな言葉にかみ砕いて話す

・相手との関係性で言葉選びは変わってくる

・人によって知識のストライクゾーンは違う

・まとめ

 

かんたんな言葉にかみ砕いて話す

私が今まで出会ってきたリーダーの中で「バイトの育成が上手い」とか「コミュニケーション能力が高い」と思った人たちに共通することがあります。

それは「何を言っているのか明確でわかりやすい」ということです。

 

リーダーはチームメンバーに対して目標を示したり行動を指示したりする役割があります。

・誰が聞いても理解できる目標

・誰が聞いても分かる指示ですぐ行動できる

この二つが実現しているチームはとても生産性が高くメンバーのストレスもない環境だと言えます。これはほとんどの会社や組織が目指しているものだと思います。

 

ここでポイントとなるのは「誰が聞いても分かる」という事だと思います。

もっと厳密にいうと相手にとって受け取れる(理解できる)言葉かどうかが重要だという事です。

例えば「ホスピタリティ」という言葉を使う場合に、サービス業のエキスパートを相手にしているなら説明の必要はありません。

でもそれ以外の相手に対してはそのままホスピタリティといっても何も伝わらないでしょう。

そういう時は「おもてなし」などの相手の分かる言葉で言い換える必要があったりします。

厳密な言葉の意味を追求する事と、相手に伝わるかどうかは別の事なのです。

 

相手との関係性で言葉選びは変わってくる

話し方を考える上で自分が相手にとってどういう立ち位置なのかを理解する事はとても大切です。

初対面の相手に対して、いつも一緒にいる相手に対して、上長に対して…など相手との関係性によって言葉選びは変わってくると思います。

自分が相手をどう位置付けしているかも大事ですが、相手が自分をどう思っているかを考えて行動する事も大切です。

 

特に現場においては、お客様だけは自分の事をみて評価しているわけではありません。

自分のチームメンバーも自分の事をみて、自分の言葉を聞いて、一緒に行動しているわけです。

見た目のイメージを向上させることも大切ですが、自分の発言が自分の立場に沿っているかどうか、相手にはどう聞こえているかを意識する事は大切です。

出かけるときに服を選ぶ時、髪形を整える時のように、相手に伝えるための言葉も「しっかり選んで、きちんと整える」べきであると思います。

 

 

人によって知識のストライクゾーンは違う

仕事の現場において、その現場でしか通用しない専門用語や隠語、略語、言い回しがあると思います。

私が以前働いていたレストランでは「まかない」の事を「おそうざい」と言ったり、ほかにもお手洗いに行くのを「Aチェック」という言い方をしていました。そういう隠語的なものはどの業界でも、どの現場でも存在します。

そういう事が友達同士などのコミュニティでも起きると思います。言葉とは環境の中で柔軟に変化するものです。

でもその一方で言葉には「誰とでも意思疎通のできる共通のツール」としての役割もあります。

友達同士でしか通じない隠語を初対面の人に使っても伝わらないし、ニュースを見ない人に時事的なジョークを言っても伝わりません。

 

一方で鉄道が好きな人に鉄道の話題をしたら自分に興味をもってもらえる可能性が高くなると思います。

一対一のコミュニケーションに全力を注ぐ必要のある場合はこのような手段は有効だと思います。

でも仕事の現場においては多くの人と出会うし、多くの人の前で話をする場面も少なくありません。

一部の人だけが喜ぶ専門用語や言い回しを使うだけでは、多くの人に自分の思いを伝える事はできません。

相手によって関心の向き方が違います。これは人によって知識のストライクゾーンが異なる、という事を意味しています。

自分の届ける言葉がすべて相手のストライクゾーンに入るわけではないですが、なるべく相手に沿った言葉を使うことで届きやすくなると思います。なので、性別も年代も職業もバラバラな多数の前でプレゼンテーションを行う場合は「誰もが分かる」の方が届きやすくなるのです。世間のトレンドに対する知識はこういう時に役に立ちます。

 

まとめ

学びを深めていくと、どうしても知識を自慢したくなる自分がいます。

それは別に悪い事ではありません。自身が学んだことをどんどんアウトプットして相手にインプットできれば素晴らしい事です。

でも日常会話において常に相手が「学ぶモード」になっているとは限りません。場合によってはスピーディな指示やアクションが必要な場合があります。

相手が受け取りやすい言葉というものは、あいてが受け取ってすぐに行動できるという意味でもあります。

何かを伝える前に、何を伝えたいか、どう伝えるかを考えてアクションを起こしてみましょう。

 

今回はここまでです。ありがとうございます。

 

 

 

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